

×close
堀田裕介さんのおいしいレシピ
7月のメニュー
ニンジンのしりしりとローストチキン〜ディルマヨネーズ添え〜
■ 材料 2人分 ■
《ローストチキン》
鶏もも肉…1枚/ローズマリー…1本/
ニンニク…1片/ピュアオリーブオイル…大さじ2/
塩ひとつまみ/黒こしょう少々
《ニンジンのしりしり》
ニンジン…1/2本/レーズン…大さじ半分/
クミンパウダー…少々/バージンオリーブオイル…大さじ1/
塩少々/砂糖少々/黒こしょう少々/レモン汁少々
《マヨネーズ》
卵…1個/サラダ油…200cc/塩…小さじ1/
米酢…大さじ1/ディル…4〜5本/
スモークチーズ…20g/こしょう少々(お好みで)
材料の画像が見られない場合はコチラ

まずはローストチキンの下準備 ![]()
鶏もも肉の筋やよけいな油を取り除く。
次に鶏肉に塩・こしょうをまぶす。
ニンニク1片とローズマリー1本も一緒にピュアオリーブオイルで2〜3時間ほど冷蔵庫に入れてマリネする。
肉からはみ出た部分が余計な油

手で押さえしっかりとなじませる

ラップをして冷蔵庫へ
堀田さん 「マリネとは漬け込むこと。酢やレモンでなくても、油で漬け込むことも “マリネ” というんですよ」
ニンジンを “しりしり” ![]()
ニンジンは皮ごと使い(皮が硬い場合はむく)しりしり器ですりおろす。
(しりしり器がない場合は、5〜6cmの薄めの千切りにする)
ボールにすりおろしたニンジンとその他の材料を入れ、混ぜ合わせて、2〜3時間なじませたら完成。

しりしりとは沖縄の方言で千切りのこと

時間をおくことで、味がひとつにまとまる
堀田さん 「今回はニンジンですが、ジャガイモをこのように千切りにして、小麦粉・塩・こしょう をふってフライパンで焼けば、おいしいガレットがすぐにできますよ」
鶏をロースト! ![]()
マリネした ニンニク・ローズマリー・オリーブオイルをフライパンに入れて、弱火にかける。
香りがたったら、鶏肉を皮目からカリカリになるように弱火で焼く。
皮がカリカリになってきたら(ここまで15分位)裏返して中に火が通るまで焼く。
冷めたら一口サイズにカットする。

ニンニクは皮ごと焼いても火が通れば皮は簡単にとれる

ごくごく弱火でじっくり焼けば、おうちのコンロでもパリパリに仕上がる
堀田さん 「こげた味は取り戻せない! ニンニクもローズマリーもお肉もこげないように弱火でじっくり火を入れてください」
ディルマヨネーズを作る ![]()
卵・塩・米酢を入れて、ハンドブレンダーで撹拌(かくはん)する。
表面まで乳化して、とろみがついたら 細かくちぎったチーズ・ディルを入れてさらに撹拌(かくはん)して完成。
ディルマヨネーズの作り方
堀田さん 「今回はディルとスモークチーズでしたが、かわりに味噌やカレー粉を入れてもおいしい! アレンジが簡単なので、自分なりのマヨネーズを作ってみてください」
仕上げ ![]()
ニンジンのしりしりと一口サイズにカットしたローストチキンをボールで混ぜ合わせる。
ニンジンとローストチキンをお皿に高く盛り付け、ディルマヨネーズとレモンを添えて完成。

ディルマヨネーズをかけて、さぁ召し上がれ! ![]()

《 編集部のおいしい感想 》
サラダというより食べ応えのあるメインディッシュ。
外はカリッ、中はやわらかなローストチキンに、ジューシーなしりしりが絶妙でした!
チーズ風味のディルマヨネーズはパンにつけても良し、魚のソテーにも良し、の上品なマヨネーズ。
是非、トライしてみてください!

© MOTOKO
「 食べることは生きること 生きることは暮らすこと 」自ら生産者の元へ赴き、生産者の暮らしを知り、寄り添いながら食の本質を生活者へ届ける料理開拓人。
食の安心・安全だけでなく、美味しく楽しいことを自らのアートの感性を活かした「 foodscape! 」で表現し、五感を通じて食に向き合う空間を創出。
独自のネットワークを活かした商品開発や店舗プロデュースを手掛ける一方、食と音楽の融合「 EATBEAT! 」や将来へ向けた「 種から育てる子ども料理教室 」など、本質を伝える活動の開拓は続く。