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堀田裕介さんのおいしいレシピ
9月のメニュー
夏野菜のスパイスカレー
■ 材料 2皿分 ■
サラダ油…大さじ4/クミンシード…小さじ1/2/
マスタードシード…小さじ1/2/タマネギ…1個/
ニンニク…2片/ショウガ…2片/
煮干し…5g/白すりごま…大さじ1/
トマト…100g(中玉1個)/
ターメリック…小さじ1/
カイエンペッパー…小さじ1/
コリアンダーパウダー…大さじ1/
塩…小さじ1/水…400mL/
オクラ…5本/ジャガイモ…2個/
ゴーヤ…1/3本/バジル…10枚
材料の画像が見られない場合はコチラ
野菜の下準備 その1
タマネギ、ニンニク、ショウガを粗みじん切りにする。
2〜3cm角にカット
ビュン、ビュン、と短く7〜8回
スパチュラなどで上下を入れ替えて
さらに短く4〜5回
あっという間に
サラサラのみじん切りの出来あがり!
堀田さん 「均一のみじん切りを作るコツは、必ず一度、上下を入れ替えること!ビューンと連続して長く回してしまうと水っぽくなってしまうので注意してください」
野菜の下準備 その2
トマトはさいの目切りに。
ジャガイモは一口サイズにカットして水に浸けておく。
オクラは茎の出っ張った部分をカット。軽く塩揉みして産毛を取り除き、縦半分にカットする。
茶色くなった部分は固いのでカット!
ココも落とす
ゴーヤはワタを取り、5mmの半月切りにする。
準備完了!
堀田さん 「オクラは茎の部分も食べられます。処理の仕方を覚えておいておいしく食べましょう!」
野菜を炒める
フライパンにサラダ油を入れ、クミンシード・マスタードシードを入れて焦げないように炒める。
クミンシードとマスタードシードは
スタータースパイスと呼ばれます
スパイスを投入してから着火
パチパチ音がし始めたらタマネギ・ニンニク・ショウガ、塩をひとつまみ入れて中火で約10分炒める。
茶色く色づいたら火を弱め、煮干し(下処理なし)・白ゴマ・トマトを入れて崩しながら水分を飛ばしつつ火を入れる。
10分でここまで飴色に!
煮干しやトマトを崩しながら…
堀田さん 「スタータースパイスを使うだけでぐっと風味が良くなります。タマネギやトマトをじっくり炒めることで、ぐっと味が凝縮された濃厚なカレーに。煮干しはダシになりますので必ず入れてください」
煮込む
ターメリック・カイエンペッパー・コリアンパウダー・塩・水を入れる。
煮立ったら、火を止めてハンドブレンダーで撹拌する。とろみがついたら火をつけジャガイモを入れて、蓋をし弱火で10分煮る。
次にオクラ・ゴーヤを入れて蓋をして5分煮る。
スパイスは焦げやすいので弱火で
とろみがつきます
野菜がゴロゴロ!
バジルをみじん切りにし、加えて出来上がり。
スパイスとバジルの香りの融合!
堀田さん 「今回はお子さんでも食べられるようにあまり辛く作っていません。辛いのがお好きな方はカイエンペッパーの量で調整できますよ!」
野菜たっぷり。 さぁ、めしあがれ!
《 編集部のおいしい感想 》
お肉を使っていない野菜だけのカレーですが、野菜の味が凝縮されているせいか、食べ応えのある本格カレーに仕上がっています。
バターや小麦粉を使っていないので見た目よりもあっさりしていてたくさん食べられます。
あっさりしているのに食べ応えがある。「ヒミツは煮干しです。煮干しがコクを生んでいるんですね」と堀田さんニッコリ。
45分でインド人もビックリの本格カレー!是非お試しあれ。
© MOTOKO
「 食べることは生きること 生きることは暮らすこと 」自ら生産者の元へ赴き、生産者の暮らしを知り、寄り添いながら食の本質を生活者へ届ける料理開拓人。
食の安心・安全だけでなく、美味しく楽しいことを自らのアートの感性を活かした「 foodscape! 」で表現し、五感を通じて食に向き合う空間を創出。
独自のネットワークを活かした商品開発や店舗プロデュースを手掛ける一方、食と音楽の融合「 EATBEAT! 」や将来へ向けた「 種から育てる子ども料理教室 」など、本質を伝える活動の開拓は続く。