生産者の野菜が消費者に届くには、一般的にいくつかのステップがあります。
現在、国内で生産されている青果物の約9割が、卸売市場を通して消費者に届けられています。野菜や果物の生産は、天候や自然災害の影響を受けやすいうえ、収穫後に長期保存をするのも困難です。こうした流通システムをとることで、安定的な価格で、スムーズに青果物を消費者に届けることができます。一方、農産物直売所など、生産者が直接消費者に青果物を売るシステムも近年人気を呼んでいますが、数量的には全体の1割程度(国内生産)です。
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