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ふじわらみきさんのおいしいレシピ
タマゴのレシピ
「柿のなめらかプリン」
■ 材料 ■
卵の殻6個分(ミニカップ4個分)
・《柿のキャラメリゼ》・・・・・・
柿(皮をむいたもの)…40〜60g/グラニュー糖…大さじ1
・《プリン液》・・・・・・
全卵…1個分/卵黄…2個分
/砂糖…40g/牛乳…30g/生クリーム…30g
/バニラエッセンス…少々
・《器》・・・・・・
お好みの耐熱容器
材料の画像が見られない場合はコチラ
柿をキャラメリゼに使った
なめらか極上プリン!
今回の材料はこちら
タマゴたっぷり!
下準備
今回は平飼いならではの立派な卵なので、卵の殻を器に使ってみます。
その場合は、茹でて煮沸消毒しておく。
柿をキャラメリゼする
皮をむいた柿を1〜2cmほどにカットしてフライパンに並べ、グラニュー糖をふる。
中弱火にかけ、周りに焦げ目がついてきたら軽く混ぜ、全体をからめる。
柿の形が残る程度で火を止め、器に入れてあら熱をとり、常温にしておく。
材料を入れたあとに、点火する
焦げ始めたら混ぜてOK
これくらいで火を止める
ふじわらみきさん
「フライパンは冷えた状態から始めてください。柿から水分が出るので水を加えなくても大丈夫ですが、焦げすぎると苦くなるので注意しましょう」
プリン液を作る
湯煎用の湯を湧かしておく。
ボウルにプリン液の材料を全て入れる。
火から下ろした湯の上にボウルをおき、ハンドブレンダーの泡立て器で卵黄をつぶし、湯煎しながら低速で混ぜる。
混ぜた液をザルで漉し、柿のキャラメリゼを入れた器の8分目まで注ぐ。
順番は気にせず全て入れる
卵が固まってしまうので火から下ろして湯煎する
泡立てず「まぜる」のがポイント
漉すひと工夫でなめらかに
蒸すと少し膨らむので8分目まで
ふじわらみきさん
「湯煎にかけることで、砂糖が溶けて、卵がなめらかになります。お菓子作りは混ぜるのにも順番と段階が必要ですが、ハンドブレンダーを使えば一度でできて簡単ですよ」
蒸す
器はフタまたはアルミホイルで覆ってから蒸す。
鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、しっかり蒸気が出ている蒸し器に入れ、様子を見ながら10〜12分(卵殻カップの場合18〜23分)強火で蒸す。
蒸し上がったらあら熱をとり、冷蔵庫で1〜2時間ほど冷やす。
水滴が入らないようにフタをする
器や蒸し器によって蒸し時間が変わる
熱いので様子を見る時はヤケド注意
ふじわらみきさん
「蒸し時間が長すぎると『す』が入る原因になります。お持ちの蒸し器によって蒸し時間が変わりますので、竹串などをさして様子を見てください」
さぁ、めしあがれ!
《 編集部のおいしい感想 》
とろけるような滑らかな口当たりと、卵の濃〜いコクで、とっても贅沢な味わい。柿のキャラメリゼはトロリとしながらも香ばしく相性抜群。「プリンだけだと少し単調ですが、柿を使うことでキャラメリゼにも変化があって、楽しく食べられますよね」と笑顔のふじわらさん。卵の殻で作った器もとってもキュート。「市販の卵殻カッターを使えば、簡単に卵の殻が器に早変わり。お子さんにも喜ばれますよ。ぜひ皆さんも、器と一緒に作ってみてください」スイーツ好きの男子部員はペロリと数個完食。おいしすぎて、食べ過ぎ注意ですよ!
ピクニックに持ち出してもGoodな今回の3種のタマゴレシピ。タマゴのおいしさはもちろん、新しいらっきょうの使い方や、練り物が家庭で作れるなど、おいしさと驚きの連続!タマゴ料理の幅がぐっと広がるこれらのレシピ。皆さんもお試しあれ!
料理研究家。
「 料理は五感を通して感じるモノ 」がモットー。
食べてくれる人を想い描きながら、素材本来のおいしさを素材同士の組み合わせで最大限に引き出していくレシピに定評がある。