注目スポット
さて、今回の旅の始まりは…こちら!
ジャーン!大阪です。
大阪といえば、今、話題の日本一の高さを誇る「あべのハルカス」。
と、いうことで記念にパチリ。
近くで見ると本当にノッポでビックリです。
さ、観光はこれくらいにして農園取材へ!
あべのハルカスは、いわば駅ビル。1階は近鉄電車の大阪阿部野橋駅です。
えっ?
電車に乗るんじゃ…?
到着したのは「あべのハルカス」ウイング館の屋上。
でました!そうなんです。ここが今回の目的地、あべのハルカスファームです。
地上42メートル、広さ600平米。今年4月にオープンしました。
日本一の高さのビルでファームの管理人を勤める東邦レオの森亜由美さん。
天敵は「虫ではなくビル風」とか。今日はよろしくお願いします!
全60区画(うち貸し農園部分は50区画。残り10区画はイベント用)
野菜作り初心者がほとんどだそうですが、見事なトマトがなっていました。
手ぶらで来て、農作業がすぐにできるのがこちらの魅力のひとつ。
麦わら帽子や長靴もあります。 なんと、着替えられるスペースも完備!
肥料も、苗も、みんな農園が用意してくれるんです。
管理人さん手作りの虫除けも。焼酎にニンニクと唐辛子が漬け込んであります。
くんくん。
「これ…男子が大好きな匂いですけど…。僕、餃子が食べたくなりました。本当に虫除けになります??」そう言うと森さんは大爆笑。
「確かに男子は寄ってくるかもしれませんが、虫は嫌うんですよ。ここはビル風のおかげで湿度が低くて虫は少ないんですけどね」
有機農法にこだわった都市型の貸し農園。
利用者のほとんどがハルカス周辺に住む都会生活者だそうです。
1区画の広さは 2m × 2.5m 。
利用料を聞くと…
「10ヶ月で消費税込み10万円。一括払いです」えっ!?10万円!
「年会費から苗代、基本資材も全部入っています。水やりもスタッフがします」
それにしても10万円…
“それだけのお金があったら、いくらでもおいしい野菜が買えそう…ベランダ栽培でもいいんじゃないの?”と、素早くそろばん勘定をしてしまった私たち。
さらに、農園に通う子供たちからこんな声も。
「売っている野菜と、作った野菜。味は一緒」えぇ!?
編集部員をびっくりさせた利用者たちの生の声へと進んでみましょう。
日本一の高さを誇る超高層ビル「あべのハルカス」にある都市農園。近鉄百貨店・あべのハルカス近鉄本店が百貨店初の会員制屋上貸し農園として2014年の4月にスタート。
約600㎡。1区画は5㎡。
http://www.machinaka-saien.jp/farm/harukasfarm
1965年設立。建築関連事業や緑化関連事業の他に、全国のビルの屋上で都市農園を展開する。
あべのハルカスファームの運営を担う。
http://www.toho-leo.co.jp