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和歌山に “農家さんがやっている野菜ジェラートのお店” があるらしい、と聞きつけた おいしいのヒミツ取材班。
今月の取材はすでに終わったというのに、いてもたってもいられず和歌山入りすることにしました！

大阪でレンタカーを借りて南下すること2時間半（途中ランチ休憩はさむ）
待ちに待った噂のジェラート店の看板発見です！ あと少し…

取材班3人のうち2人はペーパードライバーで実質運転はできないとあって、免許をとって2年足らずのTさんが必死でレンタカーを運転します。
ペーパードライバーたちが手を叩いて喜ぶ美しい渓谷も全く目に入らない様子。

おっと！この急カーブを曲がって細い道をいくようです。
本当にこんな山中にジェラート店が？？
人影もまばらなこの土地で、店はやっていけているのでしょうか…？

あった！！

和歌山県の紀美野町にある宇城農園さんが経営するジェラート店、キミノーカです。
風景にとけ込んだ佇まいが、とてもステキ！

店内には、農園の野菜で作ったフレッシュな野菜ジェラートがズラリと並んでいます。

さっそく、キミノーカ名物の「山椒のジェラート」と、今が旬だという「ウスイエンドウのジェラート」をいただくことに。

「いただきまーす！」

「はぁ〜、おいしい…！！」フレッシュな山椒がとってもさわやか！
ウスイエンドウのジェラートも、豆のこっくりとした味わいがなんとも言えません。
関東の自宅を出発してから8時間。はるばる来た甲斐がありました。

お客さんもいっぱい！ 「やっとこれた」という人や、リピート客も。
お客さんによると、和歌山では話題沸騰の人気スポットだそうです。

名物の「山椒ジェラート」の原料は、お店の前の山椒畑。
トレーサビリティがここまでわかりやすい店もそうありません。

実ではなく、やわらかい芽をふんだんに使うそうです。
辺り一面は山椒のさわやかな香りでいっぱい。

お店を経営する宇城哲志さん。
今回はオープンから1年あまりで大人気ジェラート店を作り上げたその手腕に迫ります！