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キミノーカのテラス前にたくさん実っていた甘〜いキイチゴ

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Episode2-5

 おいしい哲学

 
おいしい哲学

和歌山県紀美野町  宇城農園(農家のジェラテリア・キミノーカ) /  宇城哲志さん

一日目の取材を終え、この日は宿泊。同じ紀美野町内にある宿に向かいました。
実は、取材班がひそかに楽しみにしていたのは、この夜!
ホタル鑑賞ツアーをしているというのです。
「僕も子供たちを連れて一緒に行こうかな」と宇城さん。
ということで、夜8時に集合して出発しました。

蛍を間近で見ることができて感動!

都会に住んでいると、めっきり見ることのない蛍。自然の豊かさを実感した夜でした。

開店準備でウッドデッキをキレイに掃除するスタッフさん

翌日。
開店の二時間前からお店ではジェラート作りが始まっていました。

旬のウスイエンドウがたっぷり使われています

和歌山県特産のウスイエンドウ。フレッシュな牛乳と合わせてジェラートにします。
宇城さん考案のレシピです。

ウスイエンドウのジェラートを冷蔵ケースにセット!

すべてのジェラートが揃い、いよいよ開店。
家族連れや、デート、シニアの団体まで様々な人が集まってきます。

男性も毎回楽しみに来店されているそうです

「食べるという行為を楽しんでもらいたい」という宇城さん。
「野菜は “サラダにしなくちゃいけない” とか “焼きそばにはこの野菜” とかじゃなくて、もっと自由に楽しんでほしい。野菜でジェラート屋をはじめたのは、それもあるんです」

キイチゴ

店の前の木いちごが実をつけていた。宇城家の子供たちの大好物

「大きな家を建てるとか、いい車を買う、というのはお金もかかるし、すごくハードルの高い幸せ。でも、おいしいものを食べてニコニコできる幸せは自分の意志でなんとかなって、結構すぐ手に入る。いつもは不摂生していても、月に何回かは自分で料理をするだけでも変わると思います」

キミノーカのオシャレなサインプレートと宇城さん

「なんとなく食べるよりも、楽しめた方がいい。楽しいと思えることがいっぱい増えた方が幸せですから」という宇城さん。

今回のエピソード2の旅。
「おいしい」が持つ力を改めて教わることができた素晴らしい旅となりました。

本当においしかったキミノーカのジェラート

キミノーカ

和歌山県の紀美野町にある宇城農園のオーナー、宇城哲志さんが2013年の春にはじめたジェラート店。
採れたての野菜や果物をふんだんに使った四季折々に変化するジェラートが人気。
シングル 340円、  ダブル 380円。

和歌山県海草群 紀美野町 三尾川 785–3
Open 10:00〜17:00
http://kiminoka.com

おいしいのヒミツ